27 12月 2011 @ 12:00 AM 
 

■03 BEST32 Naoki(福岡)vsAQN(福岡)

 

予選ラウンドを勝ち抜いた上位32名による本選トーナメントがいよいよ開始。
”本選開始”
フィーチャーマッチ・テーブルと呼ばれる特別席に最初に招かれた両名を紹介したい。
最初にお届けする対戦は、Naoki(福岡)とAQN(福岡)による「甲虫装機」のミラーマッチ。
「トレカ専門店 SMILE」をホームとし、同じ調整仲間でもあるこの両名はそのデッキレシピさえも全く同様にシェアしていた。同じデッキを使い同じく予選を通過した二人の成績から、構築の完成度の高さが伺える。
勝ち上がるために磨かれた構築。しかし、立ちはだかる相手の構築も同じである以上、デッキパワーに差異は皆無。互いのドロー、そしてサイドチェンジが勝利の鍵を握る試合である。

Game:1

Naokiが先攻を獲得。
1ターン目《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》で《甲虫装機 ホーネット》に手を掛け《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》に繋ぐ。
対するAQNの初手は、以下の内容である。
・《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》×2枚
・《甲虫装機 ダンセル》
・《エフェクト・ヴェーラー/Effect Veiler》
・《終末の騎士/Armageddon Knight》
そして、ドローは《甲虫装機 ホーネット》。非常に動きの鈍い初手である。
AQNは長考の末に《甲虫装機 ダンセル》を配備する。それに対してNaokiは《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》で応える。
罠を踏んだ上でAQNの後続がない以上、相手の手札内容は決して良いものではない。
そこに勝機を見出したNaokiは、一気にAQNを追い詰める事を決意する。
2ターン目に召喚したのは《BF-精鋭のゼピュロス/Blackwing-Zephyros the Elite》。
《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》と一緒にカードを重ねて《ラヴァルバル・チェイン》をエクシーズ召喚、その能力を起動してAQNの《エフェクト・ヴェーラー/Effect Veiler》をおびき寄せる。
その後、《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》を回収し《BF-精鋭のゼピュロス/Blackwing-Zephyros the Elite》が自らの能力によって場に再臨、二体のモンスターでAQN本体に大打撃を与える。
”事故”
AQNは手札事故から脱する事ができない。
《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》で《ラヴァルバル・チェイン》を撃破するのみでターンを終える。
”ライオウ”
先のターンに《エフェクト・ヴェーラー/Effect Veiler》を確認したため、Naokiが召喚した《甲虫装機 ダンセル》は怖いもの知らずである。そのまま《甲虫装機 ホーネット》《甲虫装機 センチピード》と展開し、《甲虫装機 ギガマンティス》をサーチし更に《死者蘇生/Monster Reborn》を見せた所で、Game:1は幕を閉じた。

 Naoki 1-0 AQN

サイドチェンジを早々に済ませたNaokiは、ミラーマッチに慣れた様子が伺えた。
今環境最多勢力と考えられていた「甲虫装機(インゼクター)」、トーナメントプレイヤーであるならそれを仮想敵とした訓練は欠かせなかったと言えるだろう。
以下、両者のサイドチェンジを紹介したい。

AQN 先攻サイドチェンジ
In
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》×3枚
Out
《キラー・トマト/Mystic Tomato》
《終末の騎士/Armageddon Knight》
《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》

「甲虫装機」への回答として特に支持を集めていたのが、《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》である。さらに、「甲虫装機」を強固な構築に仕上げたカードとして《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》が存在する。これらの対策として、「甲虫装機」のミラーマッチにおいてはまず《サイクロン/Mystical Space Typhoon》が投入されていた。
相手の妨害を回避できる対策の投入によって、「甲虫装機」との対戦では一戦目以上に二戦目のほうが場を壊滅させられる確率は格段に向上している事が理解できる。

Naoki 後攻サイドチェンジ
In
《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》×3枚
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》×3枚
《奈落の落とし穴/Bottomless Trap Hole》
Out
《ダスト・シュート/Trap Dustshoot》
《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》×2枚
《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》×3枚
《終末の騎士/Armageddon Knight》

対するNaokiのサイドチェンジは上述の通りである。後攻、というだけで選定されるカードが非常に異なる。少なくとも先手でなければ機能しないカードの複数を排除している点は潔い印象をこちらに与えてくる。
”サイドラ”
ここでの《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》は、「カラクリ」対策以上の意義が見出される。まずはメインボードから採用されている《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》に対して強烈な交換を強いる一枚であること。「甲虫装機」対策として用意される《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》に対しては、《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》の前では攻撃の抑止しか意味を成さないため本来の効力を半減させる力を持っている。「甲虫装機」に対して撃つように《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》を温存していると、《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》に4回殴られて負けるという光景は想像に難くない。

Game:2

・《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》
・《ダーク・アームド・ドラゴン/Dark Armed Dragon》
・《ダスト・シュート/Trap Dustshoot》
・《神の警告/Solemn Warning》×2枚
・《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》
この初手から《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》、そして二枚の伏せカードを用意して一戦目とは打って変わってAQNは好調なスタートダッシュを切った。

Naokiが投じた《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》を秒で《神の警告/Solemn Warning》すると、《ダスト・シュート/Trap Dustshoot》が後続を止めにかかる。
Naokiの手札からモンスターが尽きてしまう。引き込んだ《甲虫装機 ダンセル》もAQNによる二枚目の警告によって散る。

なんとか盤面を抑えようと、Naokiは握ったモンスターはすぐに壁にしていくが
AQNがインゼクターから《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》を作り容赦ない進撃を行い、Naokiは投了を余儀なくされた。

 Naoki 1-1 AQN

Naoki 先攻サイドチェンジ
In
《奈落の落とし穴/Bottomless Trap Hole》×2枚
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》×3枚
Out
《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》×2枚
《ダスト・シュート/Trap Dustshoot》
《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》
《キラー・トマト/Mystic Tomato》

 以下に書くAQNの後手サイドチェンジと比較すれば一層理解できるが、先手となった途端、Naokiのサイドチェンジは大幅に縮小されているのが理解できる。先攻の利を活かすためにも本来のデッキパワーを尊重し、特別偏ったメタカードを入れる事のないまっすぐなサイドチェンジで三戦目に挑む。

AQN サイドチェンジ
In
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》×3枚
《スノーマンイーター/Snowman Eater》×2枚
《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》×3枚

Out
《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》×3枚
《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》×2枚
《ダスト・シュート/Trap Dustshoot》
《キラー・トマト/Mystic Tomato》
《終末の騎士/Armageddon Knight》
対するAQNは、後攻でも的確に機能するカードを選定し、防御に徹する構えを見せる。

Game:3

AQNの初手は次の通り。
・《甲虫装機 センチピード》
・《激流葬/Torrential Tribute》
・《サイクロン/Mystical Space Typhoon》
・《BF-精鋭のゼピュロス/Blackwing-Zephyros the Elite》
・《おろかな埋葬/Foolish Burial》
ここにドローカードの《エフェクト・ヴェーラー/Effect Veiler》が加わるが、Naokiが予め用意した1体の壁と2枚の伏せカードがAQNの行く手を阻む。

AQNは《サイクロン/Mystical Space Typhoon》を投下、しかし闇雲に投げ込まれた《サイクロン/Mystical Space Typhoon》が割ったのは《サイクロン/Mystical Space Typhoon》。本命であった《神の警告/Solemn Warning》によって、AQNの《甲虫装機 センチピード》は否定されてしまう。
AQNは《激流葬/Torrential Tribute》をセットしてターンを終える。

Naokiが用意していた壁は《BF-精鋭のゼピュロス/Blackwing-Zephyros the Elite》、これを反転させた後、《サイクロン/Mystical Space Typhoon》で対・甲虫装機として温存されていた罠を打ち砕く。さらに壁と罠を一枚ずつ用意してAQNを迎え撃つ。

相手の罠を破る手段がないAQNには、手札を使い切っていくしか方法は残されていない。
トップした《甲虫装機 ダンセル》を即座に場に送り込み、《おろかな埋葬/Foolish Burial》で《甲虫装機 ホーネット》を配備するが《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》がホーネットのトリガーであるダンセルを弾く。

Naokiの守備は《甲虫装機 ダンセル》、ここまで来れば果敢にビートダウンをすれば勝利は確実なものとなる。そう確信を得たNaokiは《甲虫装機 センチピード》を手札から追加して《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》をエクシーズ召喚する。
その強烈な打点を阻止できず、一進一退の攻防を巻き返すことができないままAQNはNaokiの前に屈するのであった。

 Naoki 2-1 AQN
 Result:Naoki Win!










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Tags Categories: Broken Activation, Special Posted By: Tetsu
Last Edit: 30 12月 2011 @ 10 59 AM

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