27 12月 2011 @ 12:00 AM 
 

■06 準決勝 むなし(大阪)vsカーズ(大阪)

 

昨今、近畿地方の決闘者は国内のメタゲームを牽引していると言っていい。
”対峙”
2010年度日本代表のA1(京都)、みのりん(大阪)はその後開催される国内での大規模非公認大会でも高い勝率を維持しており、2011年は世界大会ファイナリストとして王子(大阪)を日本から輩出した。
決闘を記録する次なる選手の名は、カーズ(大阪)。
2011年だけでも数多くの大会で入賞経験を持つ歴戦の勇士が、次なる舞台として選んだのは福岡。入賞記録を更新しビッグタイトル獲得を目標に「暗黒界」を武器に、同郷のライバル・むなし(大阪)と相見える。
”カーズ”
新しい大会も多く興っており益々盛り上がりを見せる近畿地方の決闘者同士が、福岡の地で三度衝突する。
”王子優先”
決勝進出への権利を賭けて。

Game:1

《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》を二枚抱えた状態から《クリッター/Sangan》を壁に置いて、デュエルはむなしからスタートする。
”開始”
カーズは《暗黒界の狩人 ブラウ/Broww, Huntsman of Dark World》を召喚し、出来る限りの手札を全て場に伏せてから《墓穴の道連れ/Dragged Down into the Grave》を発動。
むなしはそれぞれ二枚ずつの《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》《創造の代行者 ヴィーナス/The Agent of Creation-Venus》を、カーズは《暗黒界の術師 スノウ/Snoww, Unlight of Dark World》と《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》を提示する。
”侵略”
むなしから《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》が放たれた事でこのターン、生け贄が失われた《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》が場に出る事は無いが、場に控えていた《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》から《手札抹殺/Card Destruction》が捲れると、むなしはデッキの決定打を悉く失う羽目になった。
”侵攻”
”制圧”
いつでも相手を制圧できる程にまで強力だったむなしの手札も、《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》2枚に《神聖なる球体/Mystical Shine Ball》《奈落の落とし穴/Bottomless Trap Hole》と非常に芳しくない内容へと成り下がってしまった。頼みの《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》からも《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》が捲れてしまい、鈍い動きから抜け出す事ができない。2ターン連続で《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》を使ったむなしは、再び《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》の獲得に成功する。
しかし、それを狙ってカーズは再び《墓穴の道連れ/Dragged Down into the Grave》を発動。再び《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》を失う事になるが、代わりにむなしの手元に入った《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》は巻き返しを図るのに充分有効なカードであった。
《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》降臨後、《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》によって《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》を復活させるも、カーズの《月の書/Book of Moon》がむなしの目論見を完全に崩壊させる。
2体目の《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》まで登場し、窮地に追い詰められるむなし。
最後は、《魔のデッキ破壊ウイルス/Deck Devastation Virus》を見せられ降参を余儀なくされた。
”攻勢”
  むなし 0-1 カーズ

むなし 先攻サイドチェンジ
In
《マクロコスモス/Macro Cosmos》×2枚
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》×2枚
《聖なるバリア-ミラーフォース-/Mirror Force》

Out
《朱光の宣告者/Herald of Orange Light》×2枚
《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》×2枚
《大天使クリスティア/Archlord Kristya》

TCS5環境において、《マクロコスモス/Macro Cosmos》によって機能が停止するデッキは非常に多く見受けられた。グラファの能力を阻止する事は出来てもアドバンテージを得ながらの展開までは阻止する事のできない《朱光の宣告者/Herald of Orange Light》が、《マクロコスモス/Macro Cosmos》という有効牌に変化しており、二戦目以降はこのカードによってどうにか相性差を埋めていきたいとむなしは考えている。

カーズ サイドチェンジ
In
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》×3枚
《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》×2枚
《カオスハンター/Chaos Hunter》×2枚
《大嵐/Heavy Storm》
《昇天の黒角笛/Black Horn of Heaven》

Out
《闇の誘惑/Allure of Darkness》
《おろかな埋葬/Foolish Burial》
《魔轟神レイヴン/Fabled Raven》
《クリッター/Sangan》
《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》
《トランス・デーモン》
《魔のデッキ破壊ウイルス/Deck Devastation Virus》
《暗黒界の尖兵 ベージ/Beiige,Vanguard of Dark World》
《暗黒界の取引/Dark World Dealings》

”奇策”
カーズのサイドボードで一際異彩を放っているのがこの《カオスハンター/Chaos Hunter》ではないだろうか。
相手のモンスターが特殊召喚される、つまりは対戦相手が展開を目論んできた際に突如として現れる上級モンスターでありながら、一切のリムーヴ行為を遮断する独特の能力を持っている。対天使戦で言えば、こと《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》は特殊召喚も能力の発動も行う事が出来なくなる。
さらに《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》が唯一苦手とする《奈落の落とし穴/Bottomless Trap Hole》を無視する事ができるようになるのも優秀と言える。
暗黒界の天敵、《氷結界の龍 トリシューラ/Trishula,Dragon of the Ice Barrier》を討ち取りたい所であるが、果たしてうまく機能するのであろうか。

Game:2
”二戦目”
《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》から《サイクロン/Mystical Space Typhoon》をむなしが拾ってから始まる第2デュエル。
・《神秘の代行者 アース/The Agent of Mystery-Earth》
・《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》
・《聖なるバリア-ミラーフォース-/Mirror Force》
・《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》
・《カオス・ソルジャー -開闢の使者-/Black Luster Soldier-Envoy of the beginning》
・《サイクロン/Mystical Space Typhoon》
この初手から、《神秘の代行者 アース/The Agent of Mystery-Earth》を召喚し《創造の代行者 ヴィーナス/The Agent of Creation-Venus》を確保した後、《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》を設置という、好調な滑り出しを見せる。

対するカーズは《大嵐/Heavy Storm》で場の脅威を取り去ると、《暗黒界の門/The Gates of Dark World》と二枚の伏せカードを置いて《墓穴の道連れ/Dragged Down into the Grave》。むなしの手札から《創造の代行者 ヴィーナス/The Agent of Creation-Venus》を奪う。
その後、カーズは《暗黒界の術師 スノウ/Snoww, Unlight of Dark World》の能力で二枚目の《暗黒界の術師 スノウ/Snoww, Unlight of Dark World》をサーチ、《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》で山札を掘り進めてみるも有効牌はなく、二枚目の《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》を手札に加えてカーズはターンを待つ事にしたようだ。

むなしは二枚目の《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》を引き込み、《神秘の代行者 アース/The Agent of Mystery-Earth》除外から《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》を投下、カーズに《神の警告/Solemn Warning》を使わせ、むなしは一枚の伏せカードに《サイクロン/Mystical Space Typhoon》を当てに行った。
”転機”
それに対しては「《聖なるバリア-ミラーフォース-/Mirror Force》」宣言の《マインドクラッシュ/Mind Crush》、そしてトップデッキされた《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》の着陸を許してしまいカーズは場のカードを悉く失ってしまう。

墓地の天使を失い、《マスター・ヒュペリオン/Master Hyperion》のコストを支払う事が出来ずアドバンテージレースに失速していくむなしだが、場の打点を維持できているのみならず、カーズが防御に回り始めている様子から有効牌は無いものと推測。攻撃の手を休めず、カーズのライフをどんどん詰めていく。
《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》の生け贄として用意しようとした《暗黒界の尖兵 ベージ/Beiige,Vanguard of Dark World》がむなしの《神の警告/Solemn Warning》によって弾かれたのを見て、カーズの気力は削がれてしまった模様。

  むなし 1-1 カーズ

どうにか最終戦を巻き返し決勝に進出したいカーズ。
その視点からでのみ、サイドチェンジを見届けてみたい。

カーズ 先攻サイドチェンジ
In
《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》×2枚
《カオスハンター/Chaos Hunter》×2枚
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》×3枚
《昇天の黒角笛/Black Horn of Heaven》

Out
《魔轟神レイヴン/Fabled Raven》
《クリッター/Sangan》
《暗黒界の取引/Dark World Dealings》
《闇の誘惑/Allure of Darkness》
《おろかな埋葬/Foolish Burial》
《トランス・デーモン》
《魔のデッキ破壊ウイルス/Deck Devastation Virus》
《暗黒界の尖兵 ベージ/Beiige,Vanguard of Dark World》

先手を手にしたカーズは大嵐を戻して三戦目に挑む。

Game:3

《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》から《墓穴の道連れ/Dragged Down into the Grave》を拾い、カーズは豪快な動きを披露する。
まずは《暗黒界の門/The Gates of Dark World》と3枚の伏せカードを配置し《墓穴の道連れ/Dragged Down into the Grave》という定石通りのプレイ。《暗黒界の術師 スノウ/Snoww, Unlight of Dark World》を提示する。
墓穴の道連れ連打”
・《TG ストライカー/T.G. Striker》
・《創造の代行者 ヴィーナス/The Agent of Creation-Venus》
・《神聖なる球体/Mystical Shine Ball》
・《サイクロン/Mystical Space Typhoon》
・《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》
以上のむなしの初手から、カーズは熟考して《TG ストライカー/T.G. Striker》を排除。スノウからスノウをサーチし、《暗黒界の門/The Gates of Dark World》を起動。《サイクロン/Mystical Space Typhoon》を見てしまった以上、二回目以降の《暗黒界の門/The Gates of Dark World》を頼りにすることはできない。《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》を墓地に備えるのみでターンを終える。

《創造の代行者 ヴィーナス/The Agent of Creation-Venus》を通したい一心のむなしに、《暗黒界の門/The Gates of Dark World》は既に見えていない。伏せカードに対して闇雲に《サイクロン/Mystical Space Typhoon》を放つも、射抜いたのは《サイクロン/Mystical Space Typhoon》と失敗。通れ、と強い願いを込めて《創造の代行者 ヴィーナス/The Agent of Creation-Venus》を呼び出すがそこには《奈落の落とし穴/Bottomless Trap Hole》。
続いて《死者蘇生/Monster Reborn》を発動し、《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》を奪いこのままビートダウンを続けようとするが、そこは《激流葬/Torrential Tribute》で丁寧に回避される。
後続を失ったむなしは、2枚の《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》と《神聖なる球体/Mystical Shine Ball》を抱えターンを終える。

非常に頼りない手札をむなしが握り締めたまま、エクストラターンに突入する。
カーズは《暗黒界の術師 スノウ/Snoww, Unlight of Dark World》で《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》を呼び込み、《死者蘇生/Monster Reborn》で戻した《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》と《トランス・デーモン》とでビートダウンを開始。

むなしは《強欲で謙虚な壺/Pot of Duality》で《聖なるバリア-ミラーフォース-/Mirror Force》を引き込み、撹乱するように3枚の伏せカードを置いて終了する。
《トランス・デーモン》効果発動に《マクロコスモス/Macro Cosmos》を使わせると、ライフポイントはカーズが8000、むなしが2700。

例え《聖なるバリア-ミラーフォース-/Mirror Force》で攻撃を防いだとしても、
試合の趨勢が変化することはなかった。

  むなし 1-2 カーズ
  Result:カーズ 決勝戦進出!










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Tags Categories: Broken Activation, Special Posted By: Tetsu
Last Edit: 19 9月 2012 @ 08 12 PM

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